GUE Cave2はCave1で取得した技術にさらに磨きをかけ、また洞窟という特殊環境に対する認識能力をさらに向上させます。その上で新たなケーブダイビングの技術を習得します。
他団体ではフルケーブコースと似た内容となっております。

・コース目的
 Cave1
ダイバーのダイビングスキルを拡張し、実践的なケーブダイビングができるようにする。そのために必要である複雑なナビゲーション、ジャンプスプールの使用、ラインの修理、水中洞窟調査の基礎
、減圧ガスへのガススイッチを学ぶ。

・参加条件
 GUE Cave1合格後、Cave1レベルのファンダイビングを25本行うこと

・ダイビング範囲
 最大深度30m

・使用ガス
 32%ナイトロックス、純酸素

・学科
 コース概要、複雑なナビゲーションとダイビング計画、ストレス、減圧理論、水中調査、緊急時の対応と安全について。

・水中訓練
 Cave1の復習、ジャンプ、サーキットなどの複雑なナビゲーション、ガススイッチ、水中調査、ライン修理など。

Cave2では本格的なケーブダイビングができるように様々な技術を学びます。

Cave1ではメインラインのみですが、脇道に移動するジャンプや一周回るサーキット、入口と出口が異なるトラバースなど複雑なナビゲーションを行います。そのため、しっかりと地図を用いて計画を立てないと迷子になり、大事故につながります。

またステージを用いることにより、ダイビング時間も伸びて2時間以上はザラです。その為、減圧ダイビングとなることも多く、最後は純酸素を用いて減圧します。

さらに今後を見据えて水中調査の基礎も学びます。

Cave2を終えると一通りの技術を学んだことになりますが、さらに特化した技術を習得することができます。

調査技術を磨くUnderwater survey course、DPVを水中で使用するDPV cave course、サイドマウントで狭い場所を探索するCave sidemount course、リブリーザーを使用するCCR cave course
があります。

この辺は後日紹介します。

水中洞窟は人類の最後の秘境の一つと言われています。

誰でも覗ける世界ではありません。それゆえ、ダイバーなら一度は見てほしいと思いますが、それにはきちんとした訓練が必要不可欠です。

水中洞窟に挑戦したいという方をお待ちしてます。
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